東大駒場でさざえ堂・・
昨日は、東京日帰り・・・ 表題のように、東京大学駒場校舎で「会津さざえ堂 いまとこれから」という題でシンポジューム。(主催は、会津さざえ堂を愛する会)
東京芸大名誉教授・六角鬼丈先生との縁で、東京大学生産技術研究所の腰原幹雄準教授が、大学院生をつれて昨年~今年と2回にわたって飯盛山のさざえ堂の構造調査をした。(腰原先生は、木造建築の構造に関する第一人者)
基調講演として、東大大学院の藤井恵介先生が「高みの見物+巡礼 正宗寺三匝堂(注~さざえ堂)の魅力」と題し、信仰が江戸時代に入り、「遊び」や「娯楽」の要素が加わったことなどとからめさざえ道の魅力を解説。
調査報告として、腰原先生が難しい建築の構造のことを、わかりやすくさざえ堂の現状を説明した。
その後、パネルディスカッションにはいり、菅家市長、六角先生、同じく東京芸大の熊倉純子音楽環境創造科準教授も加わり、興味深い話を伺った。
会津さざえ堂は、「カーサ・ブルータス」という建築関係の本で、安藤忠雄はじめ日本の著名な建築家50名による人気投票で第1位になるほど、二重螺旋という特異な構造に関心が持たれている。(伊勢神宮はじめ著名な建築物を押さえて1位です。)
二重螺旋は、DNA(遺伝子)構造にもつながるし、出口と入口が違うというのは動脈と静脈にも例えられるというはなし。またさざえ堂を支えるのには、地元の人のが「シビックプライド」を感じ、声を出さなくても「サイレントパトロン」となるようにすることだという指摘。さらに、さざえ堂に関心を持つ人のネットワークで、さまざまなアートの催しができるとか、さざえ堂を核としてまちなかの蔵も活用して巡らせる仕掛けをつくるとか・・・・・どんどん話が発展していきました。
会場には、150人くらいの建築に関わる人などを中心に参加し、懇親会も盛り上がりました。
会津からも10名弱の参加がありましたし、また会津に住んでいたことのある方、会津出身の学生もいました。会津会の川島広盛会長も出席していただきました。
会津は、「宝もの」が沢山あることと、会津に関心があり会津を応援してくれる人がたくさんいることが確認できました。
来年4月に、同様な報告会を会津でも行うことを先生方と約束して帰路につきました。
そして、今回のことがきっかけとなり、飯盛山の景観を良くし守りながら、さざえ堂保存・活用のために具体的な動きになるよう課題に取り組んで行かなくてはならないと思います。






